パリのお菓子屋めぐり4日目

パリらしい朝食から始めてみました。この日は、朝からお菓子の道具屋さんのMORAとA.Simonに行く予定だったので、レアールのAu Pere Tranquilleでプチデジュネ コンプレ。
駅の上の商業施設が工事中で全部取り壊されていて、大きな一区画、何もなくなっていてすごくびっくりしました。なので、目の前は工事現場なのが残念な限りでしたが、パン屑をねだりに来るすずめは健在で、うれしくなるのです。

MORAやA.Simonで、最初はそんなに買い物しないだろうと思っていたのですが、日本でなかなか見つけられなかったものなんかを見つけて(温度計の中身とさくらんぼの種抜き買ったよ→業務連絡)、あとレースペーパーなんかを買い、意外に大荷物になってしまいました。

そのあと、 近くにあるパリで一番古いお菓子屋さんStohrerへ。ここではAlibabaが有名なのですが、私が大好きなPuit d'amour(フィユタージュの中にぎっしりクレームパティシエルが詰まっていて、その上にキャラメリゼしてあるお菓子)の大きいの買うことに決めていて(小さいのだと、生地とクリームバランスが違う)、ほかにもオペラやエクレールも絶品だという話をお友達から聞いていたので、それも買い、目にとまった大きなサブレとフィナンシエとレジ前の小さなカヌレを買って、いったん荷物を置きに家に。さっそく試食してみると、どれもとてもおいしくて、今回いろいろとお菓子屋さんを回った中で最高にヒットで興奮しました。何度も行ったことがあるお店なのに、あらためておいしさを再認識。やっぱりずっと続いているお店は魅力的だなぁと感じた出来事でした。

ランチに、できたばかりのAlain Milliatのお店へ行き、珍しいデザートを頂きました。ポップコーンのクリームにバターのアイスクリーム、一番底にキャラメルクリームという構成。すごくおいしいのですが、表現は難しい!香ばしくて、ミルキーで、おいしかったです。ジュースは、いずみ先生が飲んだChardonnayのジュースの香りがよくて驚き!でした。

ランチの後、ブラブラとそのあたりを歩いていて、今回はリストに入れていなかったのですが、老舗のJean Milletがあるので、ふらりと立ち寄ってみると、今まで全然お菓子屋さんで出会わなかったPetit Fours Secsの数々が!私達の求めていたものは老舗にあった!という気がする今日のお菓子屋さん巡りです。これまた昔ながらのフランスらしいパッケージに、心躍ります。

それからSeccoに行ったり、Moulin de la Viergeに行ったり、Le Petit Ducのサブレを買いにLa Grande Duchesseに行ったらなくなっていたり、Fauchonを眺めたり・・・と、Madeleine界隈を回り、ちょうどその前の日に会った知り合いにおいしいとオススメされた Comptoir Bauloisのチョコレートケーキを食べてみたりもしてお菓子屋さん巡り、ほぼ終了です。

パリに来たら、一度行かないと気が済まないステーキ屋さんに、いずみ先生も連れて来てみました。相変わらずソースが絶品で、フリットも香ばしくておいしかった!このお店はお料理はステークフリットしかありませんが、デセールは30種類位あるのです。これも私のお決まりのメニューで、いちごとフランボワーズの生クリーム添え。

今日の結論。昔からずっと続いているものがいい!